多重債務の注意点

弁護士、司法書士などに多重債務の相談をする場合、注意するべき点があります。まず、家計の状況を記した表をつくり、自分の家には毎月どれくらいの収入があるか、どれくらいの支出があるかをまとめておきましょう。これらは、かかる家計状況を把握することにより、自己破産、民事再生、任意整理などどの債務整理がこの多重債務者には適切か、の判断材料になるからなのです。仮に多重債務者の借金の総額が500万円として、自分の収入支出から返済に回せる金額が4万円あったとすると、返済にこの4万円を毎月支払っても完済するには125ヶ月もかかってしまいます。これではこの多重債務者に任意整理という方法は適切ではない、とわかります。このように、家計の状況は今後の多重債務を整理する際に方法を選ぶ基準になるのです。

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